マーケティング読書とは?
現役のゴリゴリ獲得系WEBマーケターである、とあるマーケターがマーケティング思考やノウハウを学ぶためにオススメの本をご紹介!
特に未経験で知識を身につけたいマーケターや、伸び悩んでいるマーケターなどに向けて、自身の経験なども絡めて書いていきます。
今回ご紹介する本はこちら
実践 スタンフォード式 デザイン思考
どういう本なのか?
著者であるジャスパー・ウ(Jasper Wu)氏がスタンフォード大学で学んだ「d.school」という授業を元に、今後世の中に求められるであろう「デザイン思考」とその考え方についてがまとめられている本です。
そもそも、日本での認識としては、
何かのスケッチを描いたり、製品の外見をきれいに整えること。
・「デザイナー」
何かのスケッチを描いたり、製品の外見をきれいに整える仕事。
という風に捉えられがちですが、本質はそうではなく、何かをデザインしたり、つくったりすることは、すべて「問題を解決すること」につながっているというのが著者の主張です。
特に、今世の中で重要視されている、UX(ユーザーエクスペリエンス:ユーザー体験)、CX(カスタマーエクスペリエンス:顧客の体験)、EX(エンプロイーエクスペリエンス:働いている人の体験)を考えるにあたって、この「デザイン思考」が役に立つだろうと筆者は述べています。
マーケティングに活かすポイント!
この「デザイン思考」で得られるものは、「何が今、問題なのかをきちんと理解する」もしくは、「何を変えればよりよくなるのかを正しく理解する」ことです。
それをマーケティングと絡めて考えるにあたって、真っ先に思いつくマーケティング活動のよくある課題として、「人をベースにしていないマーケティング施策」というのがあります。
例えば、「WEB広告の改善にあたって管理画面の数値だけをみて改善施策をうったものの、実はその施策は全く見当違いのことをしていた」みたいなことです。
管理画面の数値はマーケティング施策ででた正確なデータではありますが、それをどういう風に捉えるかによって次のマーケティング施策の明暗が分かれてしまうとても重要な問題です。
それが起こってしまう原因は、「問題点や課題を正しく認識できていないこと」にあると思ってます。
本来マーケティング活動というのは、この「デザイン思考」の考え方に近いものであり、顧客の課題やニーズをきちんと認識した上でアプローチできれば最大限の効果を発揮するものです。
ただこの「きちんと認識する」というのは結構曲者で、正しく理解する方法を知らないと見当違いのことをしてしまいます。
ですので、私はこの本で「デザイン思考」を身に付けることによってよりマーケティング活動を加速化させることができると感じ紹介しました。
読むのが早い方であれば、2時間程度で読み終わると思います。内容もすごくわかりやすく、簡潔に書いているので、オススメです!
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