今からでも間に合うの?不安だ・・・・・
そんなお悩みにお答えします。
このブログを書いてる人
結論からいうと、マーケターに未経験で転職するのに30歳がギリギリではないかと思います。
※ぶっちゃけかなり厳しいです。。。。
仕事で何かしらある程度の成果を出した経験のある人なら30歳でも可能性はありますが、未経験でマーケターになるのは企業側も育成コストを考えたときに難しいですよね。
正直わたしも今はチームを率いている側の立場なので採用面接に同席することがありますが、たまに面接に来る30代未経験の方はよっぽどの経歴や仕事の成果がないと次に進ませることはありません。
採用を勝ち取るためにはマーケターが何をやるかをわかっているか、また何を求められるかを理解できているかが一番大事です。
ではここで、私がどういう経緯でマーケターとして働くことになったかを簡単に説明していこうと思います。
事前情報として、もしまだ私のプロフィールを読んだことがない方がいれば、まずはこちらを読んでみてください。
-
とあるマーケターのプロフィール
こんにちは とあるマーケター と申します。 WEBマーケターとして働いてます。 このブログでは、WEBマーケティングについてや 私が紹介したいものについて、また趣味について つらつらと書いていこうと思 ...
マーケターに転職する前のお仕事
前職では営業として自社デザインの商品を販売するメーカーで働いていました。
その会社の主な収益源は取引先の小売店でのカスタマー向け販売イベントと、営業マンが契約した小売店に納品している商品でした。
大口の取引先が元々あったので毎月一定の売上はありましたが、売上を伸ばそうとする営業マンが無理やり新規取引を契約し、納品のためにスタッフを増やしたものの短期で契約終了という負のスパイラルを繰り返し売上は数年間ほぼ横ばい。
従業員の人件費がコストの半分を占めているような儲からない会社でした。
(なぜこの会社に入ってしまったのかと当時は後悔したものです。笑)
ここで1年目に営業の仕事を一通り覚えた後、運よく成績をそこそこ出せていたので簡単な役職を与えられたのを後ろ盾に、終わらない取引先の新規開拓→取引終了の連鎖に終止符を打つべく当時の営業部長と改革に乗り出すことにしました。
具体的に改革はどんなことをしたか
まずは開拓した新規案件の取引終了の理由を洗い出し取引終了の理由を3つに分けました。
2.すぐには厳しくても、状況もしくは条件が変われば再度契約が見込めそうな案件
3.契約再開の見込みのない案件、取引しない方がいい案件
この中で、まず1の再度契約が見込めそうな案件についてはとにかく最優先で取引終了の理由を取り除き、再度契約を結んでもらえるように尽力しました。
それでも結局長続きしなかった取引先もありますが、フォロー不足や条件が合わないことが原因で短期終了になってしまっていたものが多く、見直しをすることで長期契約になるものがほとんどでした。
次に2のすぐには厳しそうでも、状況もしくは条件などが変われば再度契約が見込めそうな案件に関しては、何が変われば契約の可能性があるのかでグルーピングして、こちらが動けば変わりそうなものはこちらで努力する、社内ではどうにもできないものは時期がくればすぐ動けるようにする体制を整えました。
正直一番驚いたのは、このグループから私が退職する前に売上トップの取引先が出てきたところでした。
いかに固定概念に縛られていたかを身を以て体験することになったのです。
3の契約再開の見込みのない案件に関しては、取引再開が難しい案件や、手間暇かけたのに、返ってくる売上成果が見合わない取引先などで、そこにリソースを割かないと決めて捨てた案件でした。
これを決めたことで営業マンが何をしないといけないか、どこに時間を割くべきかが明確になり、成果につながったと思います。
この大掛かりな営業組織改革から1年が過ぎようとした時に、当時の営業部長は家庭環境や自身の体調面から止むを得ず転職。そのままそこに滑り込むような形で私が営業部長になりました。
そうして私が営業部長になってから転職してマーケターになるまでの約1年間、月売上を前年比の倍をキープして会社の売上を大きく伸ばすことに成功したのです。
なぜ転職しようと思ったか、またマーケターになろうと思ったか
仮にも零細企業で営業部長になったのに、全くの畑違いの分野に転職をしようと思ったかについて書こうと思います。
私が転職しようと思った理由、またマーケティングをやりたいと思った理由は大きく分けて二つあります。
それは
- 成果を出しても待遇がよくならなかった
- 集客の手法を身につけたかった
からです。
詳しく説明していきますね。
成果を出しても待遇がよくならなかった
大抵の企業で営業マンには営業成績によって営業ボーナスなどがつくのが一般的だと思いますが、前職では先述した通り人件費がコストの半分を占めていた為に営業ボーナスはほとんど付きませんでした。
それに加えて営業部長になっても給与はほとんど上がらない会社で、退職の直前まで手取り23万円程度しかなかったのですが、それを別部署の先輩に
と飲みの席で愚痴ったところ、
と言われたのが引き金でした。※この人は役職はほかの部署の部長で、歴10年の先輩でした。
さらには営業方針や売上を伸ばすための施策提案をしているうちに社長とそりが合わなくなることが多くなり、最終的には賞与が営業部長になる前よりも少なくなるという仕打ちを退職前にされました。
色々と我慢してきましたが、「この会社にはもう未練がない、他の会社で自分に見合う条件を提示してもらえる会社に転職しよう」と思い転職活動を開始しました。
集客の手法を身につけたかった
私はもともと大学生の頃から自分でECサイトをやっていて潰した経験もあり、色々な事業において集客を思い通りにできないところに売上が伸び悩んだり、事業が成長しない課題があると思っていました。
前職でもそれは顕著に出ていて、営業マンの努力で売上は伸びましたが、それ以上に伸ばしていくためにはいかに新しいお客さんに購入してもらうかがすごく大事で、そこを伸ばす必要がありました。
しかし、社長は新しいお客さんを獲得するための取り組みやチャレンジに対して投資をすることを拒み、それが私と社長の溝を深める原因の一つになっていました。
新規の顧客をいかに獲得するか、また既存の顧客にいかに飽きられないかを両方の軸から検証することが大事だと思うのですが、当時の社長の方針では「新規は勝手についてくる。
既存の客を大事にしよう」だったので、新規からのリピート率が上がらず、一部の古くからのお客さんに支えられているような状況でした。
私は事業を成長させるには「新規顧客をいかに獲得するか」も「既存顧客に飽きられないようにする」のと同じだと考えていたので、新規顧客を集客するノウハウを身につけたかったのです。
長くなってしまったので、一旦切らせていただきます!
次の記事に続きます。